こんにちは、本業の方で相変わらず苦戦し続けている管理人です。
クラウドワークスで案件探ししている際になにきっかけか忘れてしまいましたが「ネーミング・アイデア」カテゴリーの「ネーミング募集」のコンペ案件を見つけたことで案件の募集文からクライアントの意向を汲み取る経験にもなると思いコンペに参加しました。
この記事では、「ネーミング募集」コンペの基本的な情報、報酬額相場、商標登録有無の確認方法、ドメイン取得有無の確認方法などについて紹介したいと思います。
「ネーミング募集」コンペ概要
ネーミング募集は、大体は新商品やブランドなどの名前募集案件です。
- クライアントの要望例
・ターゲット層
・表記(英語でも日本語でもOKなど)
・名前から何のお店かわかるネーミング
・名前の文字数
・商品(ブランド)の特徴
・商標登録の有無確認(要望はあったりなかったりします)
・ドメイン取得可能か?(たまに要望に入っていることがあります) - 報酬額相場
報酬額は大体1万円~3万円です。
1万円未満の案件は、クラウドワークス内でも「この仕事は、相場に対して報酬額が低い可能性があります。」と表示されています。 - コンペの流れ
提案の募集期間内に応募するのは、当然ですが募集期間終了後、クライアントには採用案の選定期間が2週間与えられているので結果がわかるまで時間が掛かります。
「ネーミング募集」案件の提案数は数百件超えるのは、当たり前なので選ぶ方も大変でしょうねw
コンペルール「採用確約」とは?
コンペ案件の中には「採用確約」と記載されている案件もあります。
採用確約ありの場合、提案数が1件以上集まった場合にクライアントは、コンペのキャンセルができなくなります。クライアントが採用作品を選定しなかった場合、契約金額全額が提案者全員に分配されます。
採用確約なしの場合は、募集期限終了後にキャンセルを行うことが可能。採用確約なしの場合でクライアントがコンペをキャンセルすると提案人数に応じてクライアントが支払ったキャンセル手数料が提案者に分配されます。
採用確約なしの場合でもクライアントがコンペのキャンセル手続きをしないまま選定期間が終了した場合「契約金額」が全額、提案者に分配されます。
※募集終了後、最大14日間(2週間)が選定期間
1000人位で分配するので微々たるものです。
商標登録の有無確認
商標登録の確認は特許情報プラットフォームJ-PlatPatの「商標検索」ページで調べることが可能です。
①検索項目の「商標」のキーワードに調べたい名称を入力。
②「称呼」のキーワードに調べたい名称を全角カタカナ表記で入力。
③画面下にスクロールし「検索」ボタンをクリックします。
④検索結果にヒットがなければ新たに商標登録可能で確認完了。
➄検索結果にヒットしたものがあれば画面下にスクロールして詳細を調べたいものの左側「登録ナンバー」か右側の「経過情報」か「広報表示」をクリックします。※例では「登録ナンバー」をクリックします。
⑥【商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務】 【類似群コード】の下の指定商品又は指定役務の欄を確認します。商標権は「商標と指定した商品・サービス(指定商品・指定役務)」のセットの権利です。
区分は、1類〜45類まであり、1類〜34類までが商品(指定商品)、35類〜45類までがサービス(指定役務)です。
たとえ同じ商標であっても、指定した「商品・サービス(指定商品・指定役務)」が被っていなければ基本的に同じ名前でも商標登録は可能と判断できるそうです。
※この記事では、商標登録の方法ではなく商標登録の確認方法について記載しています。
※商標検索方法について詳しく知りたい方は特許庁の商標検索説明ページをご確認ください。
ドメイン取得の有無確認
確認方法は、複数あると思いますがここでは「お名前.com」で検索する方法を紹介します。
①案件で提案したネーミングが「name」だとしたら「検索フォーム」に「name」と入力し、「検索」ボタンを押します。
.com:商業組織用
.net:ネットワーク用
.jp:日本を意味するドメイン
.co.jp:日本を意味するJPドメインの一種、国内で法人として登記された企業・会社用
上記辺りがクライアントが取得可能か気にするドメインでしょう。
「ネーミング募集」コンペ感想
・11月現在10数件しか応募していませんが選定期間が2週間あり、クライアントは基本的に2週間フルで使うので忘れた頃に結果通知が来る感じですw
・競争率がかなり高いので採用されるのは、難しいと思いました。
・これは決して文句ではないですが「名前から何のお店かわかるネーミングがいい」という要望があっても、採用案を見る限りあんまり気にしなくていい要望だと思いました。
採用案は、何かしらの言葉を合わせた造語だったり、オリジナリティのあるセンスの良いネーミングだとは思いましたが何の商品やサービスかは「名前から連想はできないでしょ?」と思いましたw
当然要望は複数あり、提案も何百件もあるので選んでいる内に「キャッチーさ重視」でいくかとか人間なので色々考えて決めるので何もおかしいことではないですけど。
・「ありがとう」の数がクラウドワークス内でどれ程の効果があるかわかりませんが、採用されなくてもクライアントから「ありがとう」が貰えることもありました。