税金とか個人事業主になるための手続き方法等よく知らないことばかりだったので、フリーランスになる前に勉強をしようと思って読んだ「お金の大学」と「フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました。」の2冊を紹介します。
どちらも登場人物がいて会話形式や図などを使っていて説明が丁寧で分かりやすく、いい勉強になりました。
本当の自由を手に入れる お金の大学
目次・感想①
- STEP0 経済的に自由になるための基本ーお金持ちの大原則ー
- STEP1 《貯める》ー支出を減らして貯蓄を増やそうー
- STEP2 《稼ぐ》ー稼ぎを増やして蓄財ペースを上げようー
- STEP3 《増やす》ー貯蓄を投資にまわして資産運用しようー
- STEP4 《守る》ー形成した資産を守ろうー
- STEP5 《使う》ー人生を豊かにすることに使おうー
STEP0では以降のSTEPのテーマになっている《貯める》《稼ぐ》《増やす》《守る》《使う》について簡単に説明されています。
STEP1では、まず固定費を減らすことに触れています。通信費、光熱費、保険、家、車、税金などが固定費としてあげられています。保険は確かに見直そうとも思ったけど現状そのままにしてしまっていますw
今だと個人的にサブスク費用が少なからずあるのでそこを削ったりはしました。動画配信サービスでいうと今はAmazonプライムとNetflixでなんとかなっていますが少し前はAbemaTV等、複数契約していたので年間だとそれなりの金額になるので今後色々と便利なサービスは増えてくると思うので娯楽系サブスク費は気を付けようと思います。
STEP1が一番ページ数が多く税金についても所得税、住民税や様々な税金控除の解説がされており勉強になりました。払わなくてもいいものがあるなら払いたくないですからね😏
STEP2のテーマ稼ぐ力。稼ぐ力がないと、その後の「不動産所得」や「株主配当金」などを得るための投資がそもそもできないのでやはり元手をどうするかが当たり前のポイントですね😓
稼ぐためには会社員でも今、流行の副業で稼ぎを上げていくと記載されていますがいずれにしても難しいと思います。
STEP3では増やすということで投資の具体例などが解説されています。
STEP4の守る力。せっかく稼いでも詐欺や浪費、インフレなどでお金が減ったり無くなってしまっては元も子もないですよね。お金持ちの所には上手いこと言って騙すつもりで詐欺話をもってくる人もあらわれるかもしれませんし、管理人の身近でいうと「プログラミング系」ビジネスで詐欺行為をやっている人達がちょくちょくネットで炎上している情報が回ってくるので気を付けたいところです。
STEP5はお金の使い方ですが目次にあるように「人生を豊かにすることに使おう」ということでそれぞれの幸せのために有意義なお金の使い方をしましょう!とゴールに辿り着くわけですがいつか管理人もゴールというかFIRE(Financial Independence Retire Early/経済的自立と早期リタイア)達成者になりたいものです。
書籍情報①
タイトル | 本当の自由を手に入れる お金の大学 |
発行日 | 2020年6月30日 |
著者 | 両@リベ大学長 |
発行 | 朝日新聞出版 |
定価 | 1,400円(税別) |
令和改定版 フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました。
目次・感想②
- 第1章 税金ってなんぞや?
- 第2章 カシコクいこう社会保険
- 第3章 記帳業務はシゴトの家計簿
- 第4章 ムダなく納税の青色申告
- 第5章 知らずにすまない消費税
- 第6章 いずれは見すえる法人化
- 第7章 しのびよる税務調査の影
第1章では税金の基礎とフリーランスになろうとしている人は知っていて損はない「事業税」などについて解説されています。事業税は「第一種事業」「第二種事業」「第三種事業」の3種類があり、この3種類の中に自分の事業が分類されている場合はそれぞれ所得に応じて第一種事業=税率5%、第二種事業=税率4%、第三種事業=税率3%or5%かかります。ただし「事業主控除額」があり所得が290万円までは事業税が控除されます。
なので事業税は第一種から第三種の対象事業で所得が290万円を超えた場合に税金がかかります。
因みにプログラマーの職種は「情報処理・通信技術者」となり事業税の対象外です。ラッキー!
第3~5章がこれからフリーランス(個人事業主)になろうとしている人にとって特に重要な内容になってくると思います。支出などお金の流れを記帳する方法も簡易簿記か複式簿記で記帳するか自分で決めます。簡易簿記の場合「白色申告」になり所得からの控除額は10万円になり、複式簿記の場合は「青色申告」で最大65万円控除されます。
正直、複式簿記とか言われても全然記帳方法がわからないのでクラウド青色申告ソフト「やよいの青色申告オンライン」サービスを使用しています。今の所、あんまり記帳する項目がないですけど・・・
※青色申告の申請は開業から2ヶ月以内か、その年の3月15日までに申請しないといけません。なので「開業届け」と一緒に税務署に申請書を提出するのが無難でしょう。
あと経費ですが一体どこまでが経費として処理できるのかなども解説してくれているのでこちらの本も非常に勉強になり参考にしました。
書籍情報②
タイトル | 令和改定版 フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました。 |
発行日 | 2020年11月1日 |
著者 | きたみりゅうじ |
発行 | ㈱日本実業出版社 |
定価 | 1,400円(税別) |