フリーランスへの道のり②~プログラミングスクール~

前回の記事でプログラミングスクール、コーチテックに入学した経緯をお話ししました。
筆者の受講期間は’21年2月~6月でその当時スキルアップコースとフリーランスコースに分かれていて更に学習期間何ヶ月コースにするかの選択式でした。
筆者はフリーランス5ヶ月コースを受講(料金約40万円)

学習内容

学習内容はターム毎にわかれていて
ベーシックタームではWebの仕組みなどの基礎知識、デザインツールのFigma、CLI、Git、Visual Studio Codeエディタ、HTML、CSSを学習し演習問題でWebサイトを制作(期間1ヶ月)

スタンダードタームではJavaScript、Vue.js、Netlify、PHP、Laravel、MySQL、Heroku、教材に沿ってWebアプリ開発(期間2ヶ月)
JavaScript、PHPは基本構文のみの学習というような感じでメインはそれぞれのフレームワークであるVue.js、Laravelを学習する感じでした。これは元々方針としてWeb制作ではなくWeb開発ができる人材を教育しようとしているので学習内容を否定している訳ではありません。

アドバンスタームではアプリ開発の模擬案件対応(期間2ヶ月)
内容はまず上流工程のテーブル仕様書とAPI仕様書を練習として自分で作成し他の仕様は最初からスクール側が用意しているので仕様書に沿ってアプリを自力で開発するという内容です。

コーチテックのメリット・デメリット

メリット

  • 週次面談で現役フリーランスのコーチに業界の話を色々と聞ける
  • SNSやスクールのコミュニティで他のプログラミング学習者と繋がれること
    (独学でもSNS使えば繋がり作れそうですけどね…)
  • ベーシック~スタンダードタームで学習していてソフトウェアのインストール関係でエラーが出た時は調べても自分で解決するのが難しかったのでスクールに質問して解決できたのでそこは助かりました

デメリット

  • スクール側の対応が常に雑で管理体制ができていないのでスクール側がすべき連絡事項をこちらからフォローして連絡してもらうのは当たり前。
    具体例
    ・受講決定の意思を連絡して「今から直ぐに電子契約書を送ります」と言われたが送られてこなかった
    ・スタンダードターム期間に入る時、スタンダードタームのオンライン教材が掲載されているページにどうアクセスすればいいのかわからなかったので連絡したら「閲覧権限の解放を忘れていた」とのこと
    ・演習問題が完了しスクールにデータ提出後、合格点に達している場合は模範解答が送られて来る段取りになっているが合格の連絡のみで模範解答が送られてこない
    ・これは他の受講生がSNSで呟いていたことですが「面談をなんの連絡もなしにすっぽかされた」という呟きをたま~に目にします。
  • スクールの具体的な受講システムの説明が公式サイトでもスクール説明の無料面談時にもされていない
    具体例
    ・スタンダードターム終了時にアドバンスタームに進む為のテストがあることをスタンダードターム終了時に説明される。テスト結果により受講内容は大きく変わってしまう。
    合格の場合は予定通り模擬案件に取り掛かる
    不合格の場合選択肢①は1ヶ月教材を復習した後、残り1ヶ月間で簡単なアプリ開発をする。
    選択肢②はWeb開発はあきらめてWeb制作者になるための学習を2ヶ月間行う
    ・スタンダードターム終了時のテストに合格しアドバンスタームに進むが分からない事があった場合の対応策としてコミュニティで他の受講生に質問するのはいいが専属コーチ、スクールは全く技術的なサポートをしてくれない
    ・スクール卒業後に条件を満たした場合入れる案件保証付きCOACH TECH Proコミュニティの入会条件がアドバンスタームの模擬案件で制作するアプリその物の完成度で判定される事を後から知らされる。
    恐らくこの条件に関連してアドバンスタームに入ると専属コーチとスクールは何もサポートしなくなるんでしょうね。結果アドバンスタームはただの独学期間でした。
  • 卒業面談時のキャリア相談が雑
    具体例
    ・「フリーランスの仕事の取り方の説明をしてくれる」ということでしたが「直に企業にアポとって仕事を取る」、「クラウドソーシングを利用し仕事を取る」など具体的な仕事の取り方ではなくどういったパターンの仕事の取り方があるかの説明を淡々とされて少しあきれてしまいました。パターンは説明されなくても流石に知ってるよ笑
  • 似たような不満を持っている受講生が大勢いた結果、少し受講生とスクールで揉め事が起きたこともありました

結論
個人的には受講料の支払いをターム毎の課金制にして内容をちゃんと説明して納得した上で課金して次のタームに進む。進む気のない人は課金せずに途中で卒業も可能とかにすれば金銭的な要因による不満は少しは抑えられたのかも知れないなと思ってます。でも条件を色々後出しするのはどうかなとも思いますけど。

コーチテック卒業前後の行動

筆者はアドバンスタームの模擬案件が全然できなかったので途中であきらめました。
その後どうしようか考えた結果、Web開発をやるのは現状では難しいと判断し、Web制作に切り替えました。
エンジニアになることは諦めていませんが当分はWeb制作をしっかりやっていく事にしたのでそれからはProgateやDAWN、プログラミングの書籍、ネットの記事など色々利用しながらWeb制作を学んでいます。
コーチテックの学習内容は上記の方でも書きましたがWeb開発向けになっているので結果的にはWeb制作は上記のような学習方法で独学するような感じになりました。

フリーランスになる?

フリーランス(個人事業主)には税務署に開業届けを出せば誰でもすぐになれるのでそういった意味では筆者はプログラミングスクール卒業と同時にフリーランスにはなりました。
「フリーランスになれた!」っていうのはあたかも既にフリーランスとして成功してるっぽい言い方になってしまいそうなのでやめておきます笑

筆者は今現在も仕事を取るのに苦労しています。

フリーランスへの道のり 完?

Follow Me

IT・フリーランスの最新記事4件