テーマ毎に内容が簡潔にまとめられており読みやすく、未来予測としても内容が具体的であり納得しました。
AbemaTVで毎週ひろゆき氏をみているので幅広い知識量は知っていたものの本を読んでみても自分が知らない役に立つ良いことが知れたなと思いました。購入者特典の動画も含め面白かったです!
内容抜粋
“アフリカ以下”のテクノロジー
❝最新のテクノロジーが集結している場所は勝手にシリコンバレーだと思い込んでいましたがひろゆき氏によるとアフリカらしいです。
アフリカでは電子決済がものすごい勢いで普及している。その他、医薬品をドローンで病院に届けるというようなサービスが次々実用化されているそうです。❞
そして日本は、当然遅れていてここではFAXを使い続けていることに触れているのですが既にアメリカのスミソニアン博物館には「展示物」としてFAXが置かれていて「こういう伝達手段もありました」という過去の歴史的遺物として展示されているそうですwww
これには驚き自分自身仕事やプライベートでFAXを使ってこなかったので日本でFAXの需要がどれほどあるかわかりませんが本当にまだFAXが必要なのか確かに疑問に思いました。
日本は「切り捨て」が苦手
❝日本はほかの国よりも「できない人に合わせる風潮」が顕著でヨーロッパは、法律で新しい手法が決まったら文句は受け付けず、できない人が困ってもそれは「ついてこられないほうが悪い」と考えます。
日本では法律で決まったとしても「できない人を切り捨てるな」という風潮があります。
だから日本では「できない人に合わせる」方針で、デジタルが苦手な人はずっと苦手なままなので今後もDX化はなかなか進んでいかないと予想されています。❞
本当にただただその通りだなぁと納得しながら読んでいました。仕事の話に置き換えるとデジタル化がこれからさらに加速していくなどとかなり前から言われていますが仮に仕事がなくなり失業者が何十万人もでる事態になったとしても興味ない人に無理にプログラミングなどIT関連の仕事を与えるのは違うと思いますし、そんなことしたら興味があってIT系の仕事をしている人との間に自然と亀裂が生じるでしょう。
自動運転「驚きの活用法」
❝イーロン・マスクが手掛ける電気自動車メーカーのテスラは自動運転を利用した「ロボタクシー」構想を2019年に発表しました。これは、オーナーが車を利用していない時間帯に自動運転のタクシーとして活用し運賃を稼ぐというビジネスモデルです。❞
これも凄いな~、と思いました。不労所得が入ってくるのでいいことずくしですね!
ただそもそも高級車であるテスラを買えない問題があるので他人事でしかないですけど・・・
「確信犯的嘘メディア」が乱立・確信犯にはなかなか勝てない
❝そもそも、嘘をつく人は確信犯で、最終的に得ができれば周囲からの批判などどうでもいい。科学的根拠がないのに「健康にいい」などとうたった商品を大手メーカーでさえ販売しています。異議を唱える人はいても、売ってしまえば利益になるのだし、場合によっては販売停止にすればいいだけのことです。
このように指摘されるかもしれないとわかっていながらの嘘が横行するのは、日本人や日本企業に、もうモラルを守る余裕がなくなっているのです。モラルを守ってみたところで得がない。むしろ、嘘をついてしまった方が得をする。これからは、みんながそう気づいていくことでしょう。❞
今まで色々と嘘を平気でつく人間と接した経験を思い出し、心に染みる良い話しでしたw
SNSのプログラマー界隈でも情報商材屋と言われる人達のあからさまな詐欺行為が目立つようになり、ちょくちょく炎上している所をみかけます。確かに利益さえでればいいって感覚なんだろうなと思いながらなるべくスルーしています。
プログラマー将来有望説&大学はでるべき
プログラミングについては当然のことながらこれから仕事をしていくうえで持っていて損のないスキルです。
ただ「日本終わった」と思い国外に出ざるを得なくなった場合に以前ひろゆき氏のyoutube動画でもみたのですが欧米先進諸国で働きたいと考えたときに大卒の学歴がないとデスクワークのビザがおりません。いくら経験があっても高卒では難しいです。
この事実が高卒にはネックになってくるので将来的に「サイバー大学」に行こうか検討中です。
書籍情報
タイトル | ひろゆきのシン・未来予測 |
発行日 | 2021年9月29日 |
著者 | ひろゆき |
発行 | ㈱マガジンハウス |
定価 | 1,455円(税別) |
書籍目次
- Chapter0 「未来を考える」ための“今”の話
- Chapter1 テクノロジー-それは人類の“脅威”か“希望”か
- Chapter2 経済-「日本の財布」はもう限界
- Chapter3 仕事-「生き残れる人」の共通点
- Chapter4 生活-「縮小する国」で生きるということ
- Chapter5 コンテンツ-YouTubeの次に来るもの