夢を見るとき脳はー睡眠と夢の謎に迫る科学(感想)

内容が・・・難しいです😥
ほんと専門的な論文を読んでいるかのような感じで読んでいてもあまり面白味を感じられず文字数も多めで段々読むのがしんどくなってきて336ページ中、155ページ読んだ所でギブアップしましたw
もしまた気が向くことがあったら続きを読みます。

内容抜粋

モーリーの有名な業績

❝自ら被験者となって感覚体験が夢に与える影響を調べる実験を行った。
モーリーが寝ているときに助手が額に水滴を落としたり顔を羽根でくすぐったり、その他色々した結果。
ほとんどの刺激でモーリーは明らかに影響があったと報告している。
●熱した鉄片を近づけたときは強盗が家に押し入り足を火であぶられながら金のありかを言えと脅された夢をみている。
●鼻先でマッチを燃やしたら海辺で船の火薬庫が爆発する夢をみている。

この実験結果から人間の感覚は睡眠中にも脳に情報を送っており受け取った脳がそれを使って関連する夢をつくりだすとモーリーは考えた。❞

いつ夢をみるのか?

❝いつ夢をみるのかというと眠っている間、ほぼずっと夢をみている。ただし一貫性のある夢か、そうでないかは眠りの段階によって異なる。
夜の早い時間か、深夜かによっても夢は変わってくる。❞

睡眠の目的

❝睡眠についてわかっている唯一の働きは眠気の解消だと言った人もいる。
これは正解だが、では睡眠はどの程度重要なのか。
●「ギネス世界記録」の不眠記録は「ランディ・ガードナー」が1964年に達成した11日と25分。
意図的な睡眠不足は本人のみならず他者をも傷つける恐れがあるとして、現在は記録更新の申請を受け付けていない。
●病院の研修医の睡眠不足の問題。24時間以上の当直を終えて帰宅するときは、交通事故が1.3倍になる
長時間勤務が月に5回以上になると医療ミスが6倍に増加し、医師の疲労が引きおこす患者の死亡例は3倍に増加した。❞

睡眠効果

❝脳内の有害な老廃物を掃除するのに、睡眠が関わっている可能性がある。
アミロイドβというたんぱく質もそんな老廃物のひとつで、これが神経細胞のあいだに蓄積されているとアルツハイマー型認知症の大きな引き金になる。年齢とともにアミロイドβが蓄積される理由は不明だが覚醒時より睡眠中のほうが、アミロイドβは2倍の速度で除去されることがわかっている。
一晩徹夜しただけで神経細胞の間隙に存在するアミロイドβは5パーセントも増加する。❞

書籍情報

 

タイトル 夢を見るとき脳はー睡眠と夢の謎に迫る科学
発売日 2021年8月31日
著者 アントニオ・ザドラ、ロバート・スティックゴールド、(訳)藤井留美
発行 ㈱紀伊國屋書店
定価

2,200円+税



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